象潟は、海と山と史跡の地。 古くから独特の景観を知られ、沢庵禅師など文人墨客に愛されてきました。 なかでも、松尾芭蕉が旅の最終目的地として訪れ「憂いに沈む美人のよう」と句を詠み称えたことが知られています。 町の面積の半分以上が国定公園用地に指定されている象潟には1000年以上前から伝わる史跡や伝統芸能も残されています。
国指定文化財 チョウクライロ舞 (毎年6月第2土曜日午前)
鳥海山(ちょうかいさん)は、裾野に日本海が広がる景観を持ち、古くから修験道の対象とされてきました。 独立峰のため視界が広く、山頂から360度の眺めが楽しめます。 特に早朝の御来光による日本海への「影鳥海」はここでだけ見られる絶景です。 にかほ市象潟町・鉾立(ほこだて)口は、登山客が多いコース。五合目には山荘・展示館があり、登山口近くの展望台からは、象潟と日本海が一望できます。 鳥海ブルーラインで秋田県側から山形県側へのドライブも可能です。
かつて象潟は、鳥海山から噴出した泥流が海水の浸食で削られ、入り江状の潟に大小の島々が浮かんでいました。 ところが1804年の象潟大地震で地盤が2.4メートルも隆起して、天下の名勝は一夜にして陸地になってしまったのです。 潟の失われた九十九島は地質学的に大変貴重とされ、天然記念物に指定されています。 今でも田植え前、水の張った水田に写る島々は、当時の姿をよみがえらせます。
歴史の面影をとどめる文化遺産、蚶満寺(かんまんじ)。 この寺は、比叡山延暦寺の慈覚大使が開山したと伝えられています。 奥の細道に「此の寺の方丈に座して簾を巻けば風景一眼の中に尽きて・・」と書かれているように、蚶満寺は昔、八十八潟九十九島の景色の要にありました。 境内は古刹にふさわしく、古木に囲まれ、七不思議などの伝説とともに旧跡が静寂の中にたたずんでいます。
約2キロに及ぶ長い砂浜は、「日本の渚・100選」 に、沈む夕陽は「日本の夕陽・100選」 に指定されています。 海岸沿いには、当ホテル直営の民宿 「ろふう草・日本海」 がございます。 美しい海岸と秀麗無比な鳥海山の麓で、キャンプ・海釣り・海水浴・モトクロス・スキー・ハンググライダ―など自然を満喫したスポーツが通年楽しめます。